今週、2つの大きな出来事がありました。
1つめはGoogle Buzzの登場。こっそり登場していたgoogle profileが突然重要性を増し、またそれと同時に"リアルネームコミュニケーション"が始まりました。
モバイル版では位置情報とマップを絡めた製品に、デスクトップではGoogleのコミュニケーションプロダクトである、Gmail/Gtalkと連携するなど、もう一つサービスを構築するのではなく、一度"コミュニケーション"について考え抜いた結果だと思います。もしGoogle voiceがこのままワールドワイドに展開するようになれば、"電話"というもう一つのコミュニケーションツールとも連携を密にしていくのかもしれません。(GoogleがリアルネームにこだわるのもGoogle voiceがあるからかもと思えてなりません)
2つめは、Facebook ChatのJabber対応です。これまでFacebookという閉じた世界で行われていたチャットがJabberに対応したことでどこからでもつなげられるようになりました。Jabberに対応したチャットソフトは、iChat、Adium、Pidginといろいろありますよ。JabberからAIMとかMSNとかも接続してチャットソフトをまとめられます。
もともとFacebookは、同級生同士で語り合うために作られたという文脈を持つプロダクトです。そして、知り合いであればFacebookでつながっているくらい。英語圏の人だと、リアルで自己紹介とかしたら、あとでfacebookで友だち申請出すくらいの、もはや文化になっている気がする。その人たちといつでもどこでも繋がれるChatのJabber化。コミュニケーションに大きな影響を与えるのは必至です。
この2つ、いわゆる英語圏のリアルネームコミュニケーションですよね。Google Buzzの騒動で、リアルネームコミュニケーションに対するアレルギー反応の強さにびっくりしました。別にここで、実名がいいのか匿名がいいのかとか言い出したりするつもりもなく、使うユーザそれぞれの問題なので、それぞれの責任において考えてもらえればいいと思いますが、ネット上で実名でコミュニケーションを取るにはそれなりの慣れみたいなものが必要なのかなと感じました。
奇しくも、先週書かれた記事なのですが、最後に引用しておきます
でも両方の使い方を試してきた僕の経験から言うと、「陰」だけではなく、「陽」の使い方をしたほうが絶対に楽しいと思う。こうしたツールが実現した多くの人とのリアルタイムのゆるい繋がり。この心地よさというものを、できれば多くの人に楽しんでもらいと思う。
[From Tech Wave : インターネットの楽しみ方の「陰」と「陽」]
そしてこの心地よさを理解する人が増えれば、プライバシーに関する考え方も変わっていくのではないかと考えている。
Twitterのようなネット上でしか知り合えない緩いつながりもいいですが、リアルネームで少し濃いつながりをやってみるのもいいかもなぁと思いますよ。という感じで、TwitterとBuzzを使い分けてみようかと思っているところです。
