今頃書かなくてもいいと思われるかもしれませんが、意外とVistaのまじめなレビューってあんまりなかったような気もするので、書いておきます。MacBook(Intel Core Duo) + BootCamp + Windows Vista RC1という環境となります。
ちなみに、この週末日本語版が発売となったParallelsでの併用ですが、ほぼ諦めに近い状態です。よく考えたら(Mac OS Xがどの程度かは分かりませんが、重量級OSを2つ同時にひとつのハードの上で動かしているということは、やっぱりそれなりの負荷がかかっているわけで、現実的ではないなと思ったところがあります。そもそも、Mac OS Xが十分に性能を発揮するのに必要なメモリが1Gバイト、Windows VIstaになると1Gバイト以上ともいわれているわけで、MacBook Proに最大の3Gくらい積まないとやっぱりダメなんだと思います。そもそも、Windows VistaがActiveXをフルに活用しているOSであること、Parallels Desktopが年内までに対応する予定であることを考えると、対応後のParallels Desktopを見てから考えても遅くはないと思います。Vista発売は1月30日ですしね。
まず、UI(Aero)ですが、すごく美しくなりましたね。まだMacの方が優勢だと思っていますが、統一感のあるMacとくらべて、Windowsは様々なものをきちっとまとめてくるイメージがあります。モノクロイメージのMacとカラフルイメージのWindowsって感じでしょうか。このあたりは文化の違いでしょうね。SkypeとかWindows Live Messengerとかいろいろ入れていたんですが、Quicktimeの設定画面だけはアプリ側がAeroに対応していなかったようで、これを立ち上げたときはWindowsが強制的にAeroをオフにしました。この辺の切り替えもずいぶんスムーズに行われていて、わりと好感を持ちました。でも、MacBookのバッテリーがなくなったときは、Macで現れる「そろそろ充電しろよ」って警告も出ず、急にプツンとスリープになったのはとっても心臓に悪かったです。電源つないでオンにすると、何事もなかったかのように立ち上がり、パスワードを要求するログイン画面が現れたのは、セキュリティ重視の今のマイクロソフトっぽくてよかったです。
セキュリティといえば、いろんな事が厳しくて、たとえ管理者権限でインストールしようとしても警告が出ます。出たところでそれほど手間もかからずいいのではと思います。デフォルト選択肢がインストールしないになっていますし。単にパスワードを入力させるMacよりも丁寧でいいのでは、と。(そもそもMacって管理者権限っているらしいけど、よく分からない存在ですね。rootでシェルにログインできないし)そういえば、Firefoxをインストールして、「既定のブラウザ」(この表現も直して欲しかった)として使っているはずですが、いつもWindowsは既定のブラウザはIE7だと思っているらしいです。これもセキュリティの一環でしょうか(笑)。
Windows VistaはWindows2000以来のメジャーバージョンアップ(NT5.0 → NT6.0)でもあり、やっぱりひとつの大きな節目であることには変わりないでしょう。見た目には、計算機と時計のようなものしかついていないかもしれませんが、いわゆるアドレス帳、画像管理、音楽管理といったものをエクスプローラでまとめたのはインターフェイスがすっきりしていて使いやすいと思えます。Macの強みはこれらのデータをサードパーティからも扱うことができることでもあるので、この部分が強化されればソフトウェア間のデータ互換性も強化され、さらに使いやすくなるOSになると思います。iLifeっぽいものはやっぱり欲しいですけどね。(そこはWindows文化ではPCメーカーが頑張るところになるんでしょうね)
p.s.
Windowがふっと消える演出。Macにも欲しいです。
