ブログというシステムはなんだか進化を終えたような気がする。時系列に沿って記事が並ぶタイプのHTMLをはき出すCMSシステムとしては優秀だし、W3Cが勧告するデータとデザインの分別、そしてFeedシステムの啓蒙と、さまざまなところに大きな影響力を持ってきたシステムだけれども、機能的には完成してしまった感がある。ずいぶん前から。
というわけで、ブログの将来について考えてみた。
1: ソーシャル性を加えていく方法。多くのASPサービスが、玄関としてポータルページ(まんま)を備える。そこには最新投稿などの情報がログイン機能とともに並んでいる。多くのASPサービスが同一ASPサービス内でのコミュニケーション(コメント/トラックバック)を抱えている(はず/完全な憶測)。そして、広告収入である以上、エントリー画面のページビューを稼ぎたいのは確か。
そこで、同一ASPサービスのユーザ間によるコミュニケーションを活性化させることでページビューを稼ぐという方法がある。これは、blogに限らず、多くのWEB2.0サービスで今後行われていくことになりそう。ここでblogサービスのSNS化が行われる。
2: ライフログという考え方。ブロガーの人はすでに多くの人が感じていると思うが、ブログは書き続けることによって新しい価値が生まれるツール。過去の自分が考えたことを思い出したりすることが出来たりする。そういう昔の記事に出会ったときの感じは結構新鮮なもの。日本では日記代わりに使っている人も多いことから、写真投稿や動画投稿が簡単にできるようにすれば、もっとリアルな日記になるはず。それはつまり、Life log。自分の人生を振り返ることが出来るツールとなりえる。(どこまでリアルな投稿するかはその人次第、だけどね)
どっちに転んでも、ブログのマルチメディア化、ひいてはflickr化やYouTube化に繋がっていきそうな気もする。あそこまで便利じゃないけど、携帯電話で扱えるくらいのデータ量のマルチメディア化なら、ブログと結びついて時系列で整理されることによって新しい価値が生まれてきそうな気もする。
日本ではブログのメディア化はたぶん一定以上のITリテラシととあるひとつの専門知識がある人が行うブログで起こることで、すでにブログは日常化してると思っているので、マルチメディア化することで投稿する内容の選択が難しくなっていって、ブログコンテンツのプライベート化がよりいっそう進むと思う。なので、現在の非公開ブログの多くがBasic認証だけど、それ以外の認証方法(たとえばブログ専用認証鍵を渡して、ブログには鍵が必要な認証をかけておくとか)が必要になる日がくるかもしれない。
つまり、ブログというツールを使って書きたいけど、一般には公開したくない情報を投稿する人が増えるんじゃないかな。もしかすると、表ブログと裏ブログを持つ人も出てくるかも。
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